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【プロジェクト研究員】アストロバイオロジー宇宙実験・探査ならびに惑星保護に関する開発・研究

研究内容

【自己の研究】

アストロバイオロジーを主目的とした宇宙実験・深宇宙探査からの科学成果の創出、および将来ミッションの実現に向けた科学機器と惑星保護技術に関する開発・研究を募る。特に、(1)2015年から現在までISSきぼう曝露部にて運用中である宇宙実験「たんぽぽ」および「たんぽぽ2」の地球回収試料の初期・詳細分析を通じた科学成果の創出、(2)火星や海洋天体への往復路探査を実現するための惑星保護技術の構築、(3)氷天体や海洋天体(彗星核、木星トロヤ群、木星衛星、土星衛星等)からの放出微粒子の捕集・分析を含む、将来のアストロバイオロジー探査の基幹的科学機器の基礎研究、の三つの課題を重視する。
【JAXAのプロジェクト】 以下への貢献を期待する。(1)「たんぽぽ」および「たんぽぽ2」回収試料の初期・詳細分析。(2)微粒子の超高速衝突を伴う海洋天体探査の実現を目指した試料採取機構、汚染管理、試料分析、惑星保護等に関する研究開発。

求める能力、資質、経験

(1) 太陽系科学・微生物学・地球化学・海洋科学・天文学・宇宙工学等、学際領域であるアストロバイオロジーに必要な学術研究の一つ以上に、専門的知識を有すること。(2) 国内外の研究者・技術者と円滑にコミュニケーションをとり、共同研究を推進できること。(3) 分野を問わず、計測機器・分析装置等の設計・開発・評価・運用・解析等に従事した経験があることが望ましい。

研究環境

たんぽぽ1&2試料の初期・詳細分析では、当実験室および自然科学研究機構アストロバイオロジーセンター・サテライト研究コンソーシアムの枠内で指導に当たる。惑星保護技術の開発では、JAXA内関連部署と密接に連携しながら推進する。氷天体・海洋天体探査に向けた開発・基礎研究は、関連するWGや共同研究関係にある大学等と協働する。施設として、真空試験装置、微粒子分析用クリーンルーム、捕集微粒子同定・観察・摘出システム、低速~超高速衝突実験装置、自由落下棟等が利用可能である。
従事割合は、研究が50%強、残りがプロジェクト貢献

研究指導者

宇宙科学研究所学際科学研究系 助教 矢野創

勤務地

相模原キャンパス

配属予定部署

宇宙科学研究所学際科学研究系

応募締切

2019年12月4日(水)17:00

今後の選考日程(予定)

・書類選考結果通知:2019年12月16日(月)~20日(金)

・面接選考:    2019年12月27日(金)

・選考結果通知:  2020年 1月14日(火)以降 

 

※上記日程は変更となる場合がございます。

問合先

■宇宙科学研究所学際科学研究系 助教 矢野創 yano.hajime*jaxa.jp

 

■採用全般に関するお問合わせ

 人事部人事課 採用担当 jaxacareer*jaxa.jp

 

上記*を@に変えて送信ください。

受付終了