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【プロジェクト研究員】大気球システムの開発と理学観測・工学実証への応用

研究内容

【自己の研究】
宇宙科学研究に用いられる飛翔機会の一つである大気球による新たな宇宙科学研究の開拓を目指して、気球や気球システムの開発研究、あるいは、大気球による理学観測研究や工学実証研究を行う。なお、理学観測研究や工学実証研究を行う場合であっても、研究内容に姿勢制御、電力、通信、熱制御などの大気球実験共通インフラとして用いることができるシステム開発要素が含まれていることが望ましい。
【JAXAのプロジェクト】
大学共同利用システムにより大学等の研究者に提供する大気球の飛翔機会の運用を行うとともに、実験から得られる成果の最大化のために、実施実験の支援や気球飛翔運用機器の開発、維持にあたる。

求める能力、資質、経験

 

 任期内で実際に大気球実験を実施して成果を得られるよう、研究テーマに直接関連する専門的知識を有すると同時に、幅広いバックグラウンドと興味を有し、情報を収集し理解する高いコミュニケーション能力と柔軟性を備えていることが要求される。3年後を目途として大気球実験で成果を実現できるプロジェクト管理能力もあわせて必要である。

日本語を母国語としない場合における言語制約の有無

大気球実験実施時の円滑な作業進捗や大学共同利用ユーザーとのコミュニケーションに十分な日本語能力を有する必要がある。 

研究環境

大気球実験に関するノウハウについては、大気球実験グループに所属するさまざまなバックグラウンドを持つ教育職職員4名と研究開発職3名他が指導にあたる。また、相模原キャンパスの気球搭載機器環境試験装置を利用可能である。大気球実験は大樹航空宇宙実験場または海外で実施されるため、年間合計4ヶ月程度の遠隔地への長期出張が可能であることが求められる。

任期終了時に獲得できると期待される能力や資質、経験

大気球実験の「現場」に参加でき、計画立案から実験実施に至るプロジェクトサイクルを経験できる。大気球実験は比較的規模が小さく敷居も低いため、プロジェクト全体を俯瞰したり自らの研究を活かしたりする場として適しており、短期間に飛翔体実験の経験と実績を増やし、研究者としてのマネジメント能力を強化することができる。海外でも実験に参加することで視野も広がる。

研究指導者

宇宙科学研究所学際科学研究系 准教授・福家 英之

勤務地

相模原キャンパス

配属予定部署

宇宙科学研究所大気球実験グループ

応募締め切り

 2020年11月23日(月)17:00(日本時間)

 

※申込期限必須の為、お時間に余裕をもってエントリーください。

※毎月第3木曜日のAM1:00~5:00の間、各募集職務のページ定期メンテナンスの為、お申し込みページをご利用いただけません。ご迷惑をお掛けしますが、上記時間を避けてのお申し込みをお願いいたします。

応募書類

任期付プロジェクト研究員採用TOPページに記載がございますので、ご確認の上エントリーをお願いいたします。


「様式4 研究指導者もしくはこれに代わる者の推薦書」につきましては、下記のいずれか必須となります。
●応募フォームへの添付
●推薦者がjaxacareer*jaxa.jp(*を@に変えて送信ください)宛に直接メールを送付

今後の選考日程(予定)

・書類選考:2020年11月下旬予定
・面接選考:2020年12月中旬予定

 

※上記日程は変更となる場合がございます。

問合先

■募集研究テーマに関するお問合わせ

 宇宙科学研究所学際科学研究系 福家 英之 fuke.hideyuki*jaxa.jp

 

■採用全般に関するお問合わせ

 人事部人事課 採用担当 jaxacareer*jaxa.jp

 

上記*を@に変えて送信ください。

受付終了