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【プロジェクト研究員】X線分光撮像衛星XRISMにむけた開発研究

研究内容

 2021年度の打ち上げを目指してX線分光撮像衛星XRISM計画を進めている。XRISMは、X線天文学の新たな観測分野を開くミッションであり、日米を中心とする国際協力により進められている。 本研究テーマでは特に、XRISMのために、米国NASAと共同しての「X線望遠鏡(XMA)の開発・較正」、「科学運用の準備・実施」、あるいは、「観測装置(Resolve, Xtend)の開発・試験」を推進する。本研究を通して、将来のX線天文ミッションをリードできる人材を養成することを目指す。
 また、「すざく」「ひとみ」等のデータや海外の天文衛星を用いた観測的研究、あるいは将来のための観測装置の開発研究も進めていただきたい。特に、宇宙物理学研究系の教員と連携することで、ひろく観測的研究、あるいは装置開発を積極的にすすめていただきたい。

求める能力、資質、経験

以下のうち、いずれかの経験があることが望ましい。
(1) 衛星搭載観測装置の開発あるいは運用に取り組んだ経験
(2) 物理実験分野のうち本研究に関連する分野での実験研究の経験
(3) 衛星を用いた天体観測研究の経験

研究環境

X線分光撮像衛星計画全体は国内外の連携のもとで推進して いるが、装置開発にあたっては、必要に応じて、米国NASAゴダード宇宙飛行センターへの長期滞在も想定している。本研究では特に本計画の特任教授が宇宙科学研究所・宇宙物理学研究系の研究者と連携して指導に当たる。本研究テーマを担当する特任教授のほか、当研究系には、2019年10月現在、特任を含め教授12名、准教授13名、助教6名が在籍しており、本研究を推進するための基本的な設備・実験装置が揃っている。
従事割合は、研究が50%強、残りがプロジェクト貢献

研究指導者

宇宙科学研究所宇宙物理学研究系 特任教授 田代信

勤務地

相模原キャンパス

配属予定部署

宇宙科学研究所X線分光撮像衛星(XRISM)プロジェクト

応募締切

2019年12月4日(水)17:00

今後の選考日程(予定)

・書類選考結果通知:2019年12月16日(月)~20日(金)

・面接選考:    2019年12月27日(金)

・選考結果通知:  2020年 1月14日(火)以降 

 

※上記日程は変更となる場合がございます。

問合先

■宇宙科学研究所宇宙物理学研究系 特任教授 田代信 tashiro.makoto2*jaxa.jp

 

■採用全般に関するお問合わせ

 人事部人事課 採用担当 jaxacareer*jaxa.jp

 

上記*を@に変えて送信ください。

受付終了