[一覧に戻る]

【プロジェクト研究員】スペースチェンバー設備を用いた宇宙科学に関する実験的研究

研究内容

 宇宙科学研究所にあるスペースチェンバー実験設備を用いて、地球大気を含む宇宙空間に生じる現象の研究や飛翔体搭載用測定器の開発を行う。研究テーマの例として以下が考えられるが、新たな萌芽的研究も歓迎する。
(1) 飛翔体プラズマ環境:  飛翔体周辺に形成される電磁プラズマ環境の解明
(2) 飛翔体搭載用測定器の開発: 宇宙プラズマや超高層大気研究のために必要な新しい測定器の開発
(3) 宇宙プラズマ現象の室内シミュレーション: 真空チェンバーを用いた宇宙プラズマ現象のシミュレーション研究
(4) プラズマ加熱現象  :  波動粒子非線形相互作用にともなうプラズマ粒子加熱の研究
(5) 超高層・惑星大気化学: 地球電離圏中の化学反応等に関する研究

求める能力、資質、経験

. テラメカニクスもしくはロボティクスに関する専門知識を有すること
. MATLAB,C言語等でダイナミクスシミュレーションができること
. 組込やシングルボードコンピュータでハードウェア制御ができること
. 国際会議での発表経験があり,海外の学術雑誌へ投稿した経験を有すること
. 対話相手に敬意を持って接することができかつ技術的な議論ができること

研究環境

. ISAS内の実験室ならびに居室を提供
. DEM計算用市販ソフトウェアとスタンドアロンで使用できるMATLAB
. 砂を入れることのできる真空チャンバ
. 三次元位置測定装置(Optitrack等),ラピッドプロトタイピング可能なデータ収集制御装置(DS1103等),データロガー,オシロスコープ,デジタルマルチメータ,高衝撃加速度計など実験用各種計測制御デバイス
. 各種ローバと大小砂フィールド
. 粉粒体の低重力試験結果のデータ
従事割合は、研究が50%強、残りがプロジェクト貢献

研究指導者

宇宙科学研究所太陽系科学研究系 准教授 阿部琢美

勤務地

相模原キャンパス

配属予定部署

宇宙科学研究所大学共同利用実験調整グループ

応募締切

2019年12月4日(水)17:00

今後の選考日程(予定)

・書類選考結果通知:2019年12月16日(月)~20日(金)

・面接選考:    2019年12月27日(金)

・選考結果通知:  2020年 1月14日(火)以降 

 

※上記日程は変更となる場合がございます。

問合先

■宇宙科学研究所太陽系科学研究系 准教授 阿部琢美 abe.takumi*jaxa.jp

 

■採用全般に関するお問合わせ

 人事部人事課 採用担当 jaxacareer*jaxa.jp

 

上記*を@に変えて送信ください。

受付終了