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【プロジェクト研究員】超小型衛星搭載軽量テラヘルツ帯アンテナ光学系及び校正源の研究開発

研究内容

【自己の研究】

以下に示す本プロジェクトのテラヘルツセンシングシステムに関連した研究設備環境を用いて研究員の興味に応じた本受託研究に貢献する萌芽的な研究等が行える。

 

【プロジェクト貢献】

総務省の受託研究で研究開発中のテラヘルツセンシングシステム基盤技術の研究開発では、世界的に周波数分配が行われていない486GHz帯のテラヘルツ波を用いた小型衛星に搭載可能な分光観測システムを開発し、気象データである大気中の水蒸気と気温(酸素)の同時分光観測を実現する。

JAXAはテラヘルツセンシングシステムの小型衛星搭載用の軽量なアンテナ光学系と輝度温度校正源の開発を分担しているため、研究員はテラヘルツ帯の反射鏡型アンテナ、光学系、輝度温度校正源、ミッション部構造等の設計、近傍界測定等による試験検証、電磁界解析等を研究員の経験に応じて取り組む。

期間は最長で20213月末までの2年間とし、2年目は受託研究が継続した場合、及び当該研究員の雇用延長が認められる場合に限る。

求める能力、資質、経験

 以下のいずれかの知識・経験を有すること。

(1) 反射鏡型アンテナ、ビーム伝送系、ホーンの設計経験

(2) アンテナ等の電磁界的測定の経験

(3) テラヘルツ波またはマイクロ波の汎用測定機器の取り扱い経験

(4) 電磁波解析またはアンテナ設計解析ツールの取り扱い経験

また、成果を小型衛星の開発に適用できる実践的な研究能力を有するとなお良い。

研究環境

テラヘルツ帯センサの研究開発経験を有する研究指導者が指導を行う。テラヘルツ帯(640GHz)の超伝導SIS受信機、640GHz、480GHz帯の送受信機、近傍界測定装置、テラヘルツ材料反射損失測定装置、マイクロ波帯の汎用測定機(ネットワークアナライザ等)、電波暗室、軽量高精度アンテナ光学系の熱構造モデル、クリーンルームなどが使用できる。また、設計解析ツールとして、3 次元電磁界解析ツール(XFdtd)、アンテナ設計解析ツール(GRASP)が使用できる。

研究指導者

研究開発部門センサ研究グループ 西堀 俊幸

勤務地

筑波宇宙センター

配属予定部署

研究開発部門センサ研究グループ

応募締切

2019年1月6日(木)23時59分

 

※動画のご提出を以て応募完了となります。動画録画のご案内メール通知に最大一両日いただく場合があるため、応募締め切り前日の23:59までにお申し込みを完了いただく必要があります。

 

※12月29日~1月3日にお申し込みされた場合、録画招待通知が最短1月4日となります。

採用予定日

2019年4月1日

雇用期間(予定)

2019年4月1日~2021年3月31日(2年間)   

(注)本件は、受託研究に貢献する研究課題のため、雇用期間は最長2年間となります。   

但し、2年目は受託研究が継続した場合、及び、当該研究員の雇用延長が認められる場合に限ります。   

雇用契約は年度毎に締結します。

問合先

■募集研究テーマに関するお問合わせ

 研究開発部門センサ研究グループ 西堀 俊幸 nishibori.toshiyuki*jaxa.jp

 

■採用全般に関するお問合わせ

 人事部人事課 採用担当 jaxacareer*jaxa.jp

 

上記*を@に変えて送信ください。

受付終了