研究内容
【自己の研究】
宇宙機の画像航法誘導に関する研究、カメラ・画像航法誘導用アクチュエータの機器開発など
【JAXAのプロジェクト】
深宇宙探査技術実証機(DESTINY+)は,小型深宇宙探査機技術の獲得を目指すとともに、流星群母天体フェイトン(Phaethon)のフライバイ観測を行い、フェイトン近接時に撮像することが求められている。しかし、フライバイ観測とはいえ、探査機とフェイトンは大きな相対速度をもつため、フェイトンを撮像するためには撮像カメラの視線方向を制御し、フェイトンを追尾する必要がある。本研究では、探査機または撮像カメラを用いてこのような制御手法の研究開発を行い、フェイトンの追尾撮像を実現する。
現在、DESTINY+はプリプロジェクトを開始するための審査準備を進めている。この計画に参画し、撮像カメラの機器開発、追尾制御の研究開発に貢献する。