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【プロジェクト研究員】浮遊法を利用した高温過冷却融体の物性と構造に関する研究

研究内容

JAXAは国際宇宙ステーション(ISS)に静電浮遊炉を設置し、これを利用した高温酸化物融体の研究を進めています。本研究テーマでは、ISSにおける科学的成果の最大化を達成するため、ISS実験におかるマクロ熱物性計測に加えて地上での無容器プロセッシングや放射光を利用したミクロの液体構造の計測を行い、総合的に酸化物融体とそのガラス化に関する学理の推進する人材を求めます。

求める能力、資質、経験

1)材料プロセッシングに関する知識や実験経験 (必須)
2)計測及び制御に関する知識及び実験経験(あれば望ましい)
3)X線回折や浮遊実験に関する経験(あれば望ましい)

日本語を母国語としない場合における言語制約の有無

担当の研究室には、過去にカナダ、フランス、インド、韓国等の学生・研究員が滞在した実績があり、英語によるコミュニケーションに問題はない。また、筑波地区には外国人研究者専用の滞在施設があり、多くの外国籍の研究者が滞在するなど、比較的外国籍者が住みやすい環境である。

研究環境

地上用の浮遊装置(ガス浮遊炉及び静電浮遊炉)は筑波宇宙センターに設置してある。また、一般的な材料の合成及び分析装置も同センターに有している。研究は宇宙科学研究所の指導者が行うほか、放射光実験は東北大学や物質材料研究機構等の研究者コミュニティと協力して実施する。

任期終了時に獲得できると期待される能力や資質、経験

放射光や国際宇宙ステーション等の大型設備を使った研究の進め方。
先端の材料実験手法である、無容器プロセッシングの手法の獲得。
マクロスケールとミクロスケールの材料研究の融合についての理解。

研究指導者

宇宙科学研究所学際科学研究系 教授・石川 毅彦

勤務地

筑波

配属予定部署

学際科学研究系

応募締め切り

 2020年11月23日(月)17:00(日本時間)

 

※申込期限必須の為、お時間に余裕をもってエントリーください。

※毎月第3木曜日のAM1:00~5:00の間、各募集職務のページ定期メンテナンスの為、お申し込みページをご利用いただけません。ご迷惑をお掛けしますが、上記時間を避けてのお申し込みをお願いいたします。

応募書類

任期付プロジェクト研究員採用TOPページに記載がございますので、ご確認の上エントリーをお願いいたします。


「様式4 研究指導者もしくはこれに代わる者の推薦書」につきましては、下記のいずれか必須となります。
●応募フォームへの添付
●推薦者がjaxacareer*jaxa.jp(*を@に変えて送信ください)宛に直接メールを送付

今後の選考日程(予定)

・書類選考:2020年11月下旬予定
・面接選考:2020年12月中旬予定

 

※上記日程は変更となる場合がございます。

問合先

■募集研究テーマに関するお問合わせ

 宇宙科学研究所学際科学研究系 石川 毅彦 ishikawa.takehiko*jaxa.jp

 

■採用全般に関するお問合わせ

 人事部人事課 採用担当 jaxacareer*jaxa.jp

 

上記*を@に変えて送信ください。

受付終了