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【プロジェクト研究員】木星氷衛星探査(JUICE)の科学成果創出に向けた、観測計画、データ処理・解析、アウトリーチ戦略研究_旧1

研究内容

【自己の研究】

主に観測データ解析に基づく、木星、木星衛星、或いはその周辺環境についての新たな科学的知見を得る研究。特に生命存在可能性と、比較惑星学に基づく太陽系の理解に繋がる研究トピックが期待される。

 

【JAXAのプロジェクト】

JUICE計画(※)での重要かつ新規な科学観測テーマを見いだし具体化する。それを基に、適宜機器開発に反映したり、観測計画/データ処理・解析計画の立案に繋げる。また、アウトリーチ戦略も並行して研究する。

(※)JUICE計画とは、ESAと日本が協働で進める木星氷衛星探査計画。木星の成り立ちや宇宙における生命存在可能性に迫ることを目指し、2022年打上げ、2029年木星系到着、2032年衛星ガニメデの周回軌道への投入予定。探査機には、11の観測機器が搭載され、日本はそのうち、レーザ高度計など4機器に機器開発参加。また、磁力計、可視分光画像カメラ国際チームに科学研究参加。

求める能力、資質、経験

以下のような、惑星探査・惑星科学についての、すべてでは無いにしても、多くの経験を持つことが望ましい。

(1)(できれば多くの)機器データの解析による科学研究、その探査提案

(2)観測データ校正・処理

(3)観測機器開発

(4)立案を含めた機器観測運用

(5)アウトリーチ活動。また、国内計画参加者をマネジメント(補佐)する能力、海外でもイニシアチブを発揮できる語学力。

研究環境

・JUICE計画メンバーであるJAXAおよび外部の大学等の研究者が一体となって指導。

・計画の進展状況に応じて、研究が依頼されたり、研究成果を急ぎ出すことが求められることがある。

・必要計算機環境は可能な限りJUICE計画側で準備。

・ISAS内の諸実験施設が利用可。

・機器チームと合意が取れれば、機器開発(校正データ取得等)に参加可能。

・本研究打合せに関わる国内外旅費は、相談の上、可能な限り支給。

・研究成果は極力、国際誌に査読付き論文として発表することが求められる。

研究指導者

宇宙科学研究所 太陽系科学研究系 助教 春山純一

勤務地

相模原キャンパス

配属予定部署

宇宙科学研究所 太陽系科学研究系

応募締切

2018年12月20日(木)17:00

今後の選考日程(予定)

・書類選考結果通知:2018年12月26日(水)~27日(木)

・面接選考:    2019年1月7日(月)

・選考結果通知:  2019年1日8日(火)以降

 

※上記日程は変更となる場合がございます。

問合先

■募集研究テーマに関するお問合わせ

 宇宙科学研究所 太陽系科学研究系 助教 春山純一 haruyama.junichi*jaxa.jp

 

■採用全般に関するお問合わせ

 人事部人事課 採用担当 jaxacareer*jaxa.jp

 

上記*を@に変えて送信ください。

受付終了