[一覧に戻る]

【プロジェクト研究員】次世代型表層地下探査レーダの基礎的研究

研究内容

【自己の研究】

以下に示す本プロジェクトで整備した3次元ホログラフィックGB-SARを利用した新しい地中レーダ、レーダトモグラフィ等に関連した本受託研究に貢献する萌芽的な研究が研究員の興味に応じて行える。

 

【プロジェクト貢献】

安全保障技術研究推進制度の受託研究課題「マルチアングル3次元ホログラフィックGB-SARによる不均質媒質内埋設物の高分解能な立体形状推定に関する研究」は地下等の不均質媒質中に埋設された物体の立体形状を地中レーダで推定するための基礎的研究である。

本研究は東京農工大と共同で進めており、測定実験と電磁界解析シミュレーションを組み合わせて、地下の埋設物の形状を従来以上の精度で可視化するのが目的である。

研究員はGB-SARによるレーダポラリメトリやレーダトモグラフィによる地下埋設物からの散乱波のホログラムの測定やレーダシステムの偏波校正などを分担する。

 

期間は2020年3月末までの1年間とする。

求める能力、資質、経験

以下のいずれかの知識・経験を有すること。

(1) 地中レーダまたは地上設置型合成開口レーダ(GB-SAR)の取り扱いと測定経験、偏波校正やCMP測定の知識と経験

(2) 地中レーダに応用できる電磁界解析の経験

(3) レーダを用いた実験及び解析の経験。ポラリメトリまたはトモグラフィの経験があるとなお良い。

また汎用の高周波機器を扱った経験が望ましい。

研究環境

地中レーダの研究開発経験を有する研究指導者が指導を行う。2次元走査型(GB-SAR)レーダ散乱計(300MHz ~ 18GHz)、マイクロ波帯の電波暗室、ネットワークアナライザ、スペクトラムアナライザ等の汎用高周波機器、地中レーダ用広帯域アンテナ(ヴィバルディ型,T-bar fed slot 型)、広帯域アンテナ(ダブルリッジガイド)、各種ホーンアンテナ、コーナリフレクタなどが使用できる。また、設計解析ツールとして、3 次元電磁界解析ツール(XFdtd)が使用できる。

研究指導者

研究開発部門センサ研究グループ 西堀 俊幸

勤務地

筑波宇宙センター

配属予定部署

研究開発部門 センサ研究グループ

応募締切

2019年1月6日(日)23時59分

 

※動画のご提出を以て応募完了となります。動画録画のご案内メール通知に最大一両日いただく場合があるため、応募締め切り前日の23:59までにお申し込みを完了いただく必要があります。

 

※12月29日~1月3日にお申し込みされた場合、録画招待通知が最短1月4日となります。

 

 

 

採用予定日

2019年4月1日

雇用期間(予定)

2019年4月1日~2020年3月31日(1年間)   

(注)本件は、受託研究に貢献する研究課題のため、雇用期間は1年間です。

問合先

■募集研究テーマに関するお問合わせ

 研究開発部門センサ研究グループ 西堀 俊幸 nishibori.toshiyuki*jaxa.jp

 

■採用全般に関するお問合わせ

 人事部人事課 採用担当 jaxacareer*jaxa.jp

 

上記*を@に変えて送信ください。

受付終了