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【プロジェクト研究員】赤外線位置天文観測衛星小型JASMINEの開発に関わる研究

研究内容

小型衛星による天文観測衛星を実現するためのスペース天文学研究。
本研究系では赤外線位置天文観測衛星として小型JASMINE計画を推進している。小型JASMINEは国立天文台・京都大学から提案され、公募型小型衛星の3号機のミッションとして宇宙研に選定された計画である。これは、30cm級の望遠鏡を用いて、銀河中心領域の位置天文観測を赤外線で行い、銀河中心領域の力学的構造を解明することで、我々の銀河系の進化の歴史を研究しようとするものである。また低質量の星の周りの生命居住条件を満たす惑星の発見も目指している。本研究テーマは、衛星開発メーカや海外研究機関と連携しつつ小型JASMINEを推進する(具体的には小型衛星におけるシステムエンジニアリングの実施、軌道上で得られると考えられるデータのシミュレーション、データ解析手法の研究等)、あるいは小型JASMINEによる科学的検討を推進するものである。

求める能力、資質、経験

以下のいずれかの経験をもつ事が望ましい。
1)衛星搭載または地上望遠鏡搭載の天体観測装置の開発の経験
2)天文データの解析ソフトウェアの開発経験
3)科学衛星の運用に関わった経験
4)衛星の開発に関わった経験

研究環境

宇宙科学研究所・宇宙物理学研究系・赤外線グループの研究者の指導のもと、小型JASMINEチームに参加していただく。また研究を進めるにあたっては国立天文台や京都大学とも協力してもらう。本研究を推進するための基本的な設備、施設はそろっている。
従事割合は、研究が50%強、残りがプロジェクト貢献

研究指導者

宇宙科学研究所宇宙物理学研究系 准教授 片坐宏一

勤務地

相模原キャンパス

配属予定部署

宇宙科学研究所宇宙物理学研究系 (小型JASMINE)

応募締切

2019年12月4日(水)17:00

今後の選考日程(予定)

・書類選考結果通知:2019年12月16日(月)~20日(金)

・面接選考:    2019年12月27日(金)

・選考結果通知:  2020年 1月14日(火)以降 

 

※上記日程は変更となる場合がございます。

問合先

■宇宙科学研究所宇宙物理学研究系 准教授 片坐宏一 kataza.hirokazu*jaxa.jp

 

■採用全般に関するお問合わせ

 人事部人事課 採用担当 jaxacareer*jaxa.jp

 

上記*を@に変えて送信ください。

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