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【宇宙航空プロジェクト研究員】ガンマ線バーストを用いた初期宇宙・極限時空探査計画(HiZ-GUNDAM)に向けた開発研究

研究内容

【自己の研究】
宇宙からの電磁波観測に基づくガンマ線バーストや重力波天体などに関する宇宙物理学研究、および飛翔体への搭載を目指した観測機器の開発研究。研究指導教員が宇宙物理学研究系の他の教員と連携して指導にあたる。
【JAXAのプロジェクト】
HiZ-GUNDAMは、2030年頃の打ち上げを目指して検討されている衛星計画である。 宇宙再電離期の宇宙やコンパクト天体現象の科学的課題を解明するために、人工衛星に搭載する広視野のX線モニターでガンマ線バーストや重力波天体などの突発天体の出現を捉え、同時に搭載する可視光・近赤外線の冷却望遠鏡でただちにフォローアップ観測をするとともに、地上観測施設へアラート情報を送信する。 本研究テーマは、HiZ-GUNDAM 搭載のミッション機器のための開発研究、衛星システム全般の検討、科学検討を推進することである。具体的には、ミッション機器システム試作機の検討・開発・評価、X線/赤外線撮像検出器の開発、X線集光素子(ロブスターアイ光学)のアライメント評価やX線ビームラインを用いた性能評価、可視光・近赤外線望遠鏡試作機の冷却光学試験評価などであり、応募者の経験や能力に基づいて定める。本研究を通して、将来の時間領域天文ミッションやX線・赤外線天文ミッションをリードできる人材を養成することを目指す。

勤務形態

宇宙航空プロジェクト研究員(任期制)

応募者に求める能力・資質・経験

以下のうち、いずれかの経験を有することが望ましい。

(1) 衛星搭載観測装置または地上からの天体観測装置の開発に取り組んだ経験
(2) X線/赤外線撮像検出器の開発もしくは評価の経験
(3) 物理実験分野のうち本研究に関連する分野での実験研究の経験
 

「プロジェクト貢献」への業務従事割合

50%

着任後の研究環境

HiZ-GUNDAM計画全体は国内の大学/研究機関の連携のもとで推進しているが、本研究では、ミッション推進の経験がある教育職が宇宙科学研究所・宇宙物理学研究系の研究者と連携して指導に当たる。本研究系には、本研究を推進するための基本的な設備・実験装置が揃っている。

 

受入責任者/研究指導者

受入責任者 宇宙科学研究所 宇宙物理学研究系 教授 山田亨

研究指導者 宇宙科学研究所 宇宙物理学研究系 教授 松原英雄

              宇宙物理学研究系 助教 土居明広

              宇宙物理学研究系 助教 前田良知

              宇宙物理学研究系 助教 和田武彦

勤務地

相模原キャンパス

配属予定部署

宇宙科学研究所 宇宙物理学研究系

任期

3年

 

・  年度毎の雇用契約を締結します。

・  雇用期間については、各年度末に業績評価を行った上で、当初採用日から通算して原則3年まで延長されます。(但し、育休等の期間分延長可。上限10年)

応募締め切り

2021年12月10日(金)17:00(日本時間)

 

※申込期限必須の為、お時間に余裕をもってエントリーください。

※毎月第3木曜日のAM1:00~5:00の間、各募集職務のページ定期メンテナンスの為、お申し込みページをご利用いただけません。ご迷惑をお掛けしますが、上記時間を避けてのお申し込みをお願いいたします。

応募書類

宇宙科学研究所・宇宙航空プロジェクト研究員採用TOPページに記載がございますので、ご確認の上エントリーをお願いいたします。


「様式2 研究指導者もしくはこれに代わる者の推薦書」につきましては、下記のいずれか必須となります。
●応募フォームへの添付
●推薦者が'isas-hrtask*ml.jaxa.jp(*を@に変えて送信ください)宛にPDFを直接メール送付

今後の選考日程(予定)

・書類選考結果通知:2021年12月末を予定
・面接選考(ウェブオンライン面接):2022年1月中旬予定

 

※上記日程は変更となる場合がございます。

問い合わせ先

※件名に【宇宙航空プロジェクト研究員採用】を入れてください。

 

■募集研究テーマに関するお問合わせ

 ※本募集研究テーマ以外のお問い合わせはお控えください。

 宇宙科学研究所 宇宙物理学研究系 教授 山田亨 yamada.toru*jaxa.jp

 

■採用全般に関するお問合わせ

 人事部人事課 採用担当 jaxacareer*jaxa.jp

 

上記*を@に変えて送信ください。

受付終了