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【プロジェクト研究員】自在な科学観測に貢献する先進的な宇宙輸送システムの研究

研究内容

【自己の研究】

宇宙科学の多様な世界をカバーする軌道間輸送ネットワークの構築を目指して、宇宙推進工学分野の先導的な研究活動に取り組む。自己の研究テーマとしては、ロケットエンジンの再使用技術や、空気利用技術、軌道間輸送システム技術、観測ロケットの高度化などから選定することができる。

 

【JAXAのプロジェクト】

2016 年に政府が掲げた宇宙基本計画では、再使用型宇宙輸送システムの開発が中核目標となっている。宇宙科学研究所では、1998 年より再使用ロケットの研究開発を進めており、現在は再使用ロケット実験機 RV-Xの飛行試験準備が進められている。研究員は、RV-Xの飛行実験に従事するとともに、再使用ロケットの実現に貢献する先進要素技術の研究開発や、観測ロケット等の小規模飛翔体システムを利用したフライト実験に取り組む。

求める能力、資質、経験

宇宙推進工学を専門とし、宇宙輸送システムに関連する研究活動を自発的に展開する能力を備えること。特に、実験研究の企画と遂行能力(実験装置の設計・製作、計測制御系の構成、データ解析)を重視する。

ロケットエンジン燃焼試験や推進系要素試験、観測ロケット実験への参加経験があることが望ましい。

研究環境

研究員の主たる指導は、野中准教授が担当するが、研究テーマに応じて宇宙飛翔工学研究系の教官や、再使用ロケット実験機RV-Xに携わる研究員が研究指導を行う。

相模原キャンパスの風洞試験設備、各種環境試験設備や、能代ロケット実験場の極低温推進剤試験設備、再使用ロケット燃焼試験設備を利用することができる。また、観測ロケットなどの飛翔実験に参加することも可能である。

研究指導者

宇宙科学研究所 宇宙飛翔工学研究系 

教授 佐藤英一、森田泰弘、石井信明

准教授 徳留真一郎、野中聡、羽生宏人

特任准教授 小林弘明

勤務地

相模原キャンパス

配属予定部署

宇宙科学研究所 宇宙飛翔工学研究系

応募締切

2018年12月20日(木)17:00

今後の選考日程(予定)

・書類選考結果通知:2018年12月26日(水)~27日(木)

・面接選考:    2019年1月7日(月)

・選考結果通知:  2019年1日8日(火)以降

 

※上記日程は変更となる場合がございます。

問合先

■募集研究テーマに関するお問合わせ

 宇宙科学研究所 宇宙飛翔工学研究系 特任准教授 小林弘明 kobayashi.hiroaki*jaxa.jp

 

■採用全般に関するお問合わせ

 人事部人事課 採用担当 jaxacareer*jaxa.jp

 

上記*を@に変えて送信ください。

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