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【プロジェクト研究員】月着陸ダイナミクスおよび着陸脚・砂の相互作用に関する研究

研究内容

今後の月惑星への着陸探査では,小型月着陸実証機SLIMが実証するピンポイント着陸技術を前提として、科学・探査の観点で関心のある地点に積極的に着陸するニーズが高まるものと考えている。

その対象となる着陸目標地点は、例えばクレータ内部やその周辺など、傾斜があるような地点が典型的と考えられ、従って傾斜地への着陸性が求められるようになる。そのため、以下の2項目について研究を行う。

 

(1)SLIMの着陸脚・着陸方式を例題とした、着陸ダイナミクスや着陸安全性についての研究。具体的には、解析モデルを用いた数値シミュレーション解析手法の研究や、実験によるその解析モデル・解析手法の妥当性評価など。

 

(2)月惑星表面に堆積するレゴリス(砂)と、着陸脚との相互作用に関する研究。具体的には、レゴリス-着陸脚の相互作用の理解や、これを前提とした着陸ダイナミクス解析手法の研究、また、これらを反映した着陸脚設計に関する研究など。

求める能力、資質、経験

(1)探査機のダイナミクスに関する知識,および数値計算シミュレーションの経験を有すること.

(2)テラメカニクスの知識,および数値計算シミュレーション,実験の経験を有すること.

研究環境

受入指導教員およびSLIMプロジェクトに関係する教員が指導にあたる.また、SLIMプロジェクトの開発業務にあたっている技術者とも直接議論することができる.

研究に必要なPCや実験環境を提供可能であり、ダイナミクス解析ソフトが利用可能である.

研究指導者

宇宙科学研究所 宇宙飛翔工学研究系 教授 澤井秀次郎

勤務地

相模原キャンパス

配属予定部署

宇宙科学研究所 宇宙飛翔工学研究系

応募締切

2018年12月20日(木)17:00

今後の選考日程(予定)

・書類選考結果通知:2018年12月26日(水)~27日(木)

・面接選考:    2019年1月7日(月)

・選考結果通知:  2019年1日8日(火)以降

 

※上記日程は変更となる場合がございます。

問合先

■募集研究テーマに関するお問合わせ

 宇宙科学研究所 宇宙機応用工学研究系 准助教 坂井真一郎 sakai.shin-ichiro*jaxa.jp

 

■採用全般に関するお問合わせ

 人事部人事課 採用担当 jaxacareer*jaxa.jp

 

上記*を@に変えて送信ください。

受付終了