業務内容
JAXA宇宙科学研究所では2026年度打上げを目指して火星衛星探査計画(MMX)の開発を行っています。本公募では、MMXプロジェクトチームにおける開発・運用におけるアメリカ航空宇宙局(NASA)、フランス国立宇宙研究センター(CNES)、欧州宇宙機関(ESA)、ドイツ航空宇宙センター(DLR)との国際協力を束ね、並びに、MMXサンプルリターンカプセルの帰還・回収およびサイエンス協力等の協定締結に向けた豪州宇宙庁(ASA)等との事前調整および締結後の協力を実現させ、ミッション成果創出に向けた技術的観点を踏まえた調整・交渉業務に従事していただく方を募集します。
具体的には、以下の業務をご担当いただきます。
・ NASA,CNES,ESA,DLRとの協定に基づく協力の統括業務(提供搭載機器・地上局等の試験・運用、軌道上取得データの公開、科学研究活動等に係る技術的観点を踏まえた調整・交渉、およびそれらに関わる課題のマネジメント的調整・交渉等)
・ 豪州宇宙庁(ASA)等との協定締結に向けた技術的・マネジメント的調整・交渉、および締結後のカプセル回収現地運用を含む協定内容の統括業務
・ 搭載機器及び技術情報に係る輸出入関連及び外国人受入関連業務
・ 上記に伴う機構内外ステークホルダとの調整・交渉及び付帯業務
上記を進める中で得られる国際協力での知見・経験は、海外宇宙機関と協働する将来のプロジェクトにも応用できます。将来的には、MMX以降のJAXA全体の宇宙機開発・運用プロジェクトを、長期的視野に立って幅広く統括し、成果の創出に貢献されることを期待しています。
火星衛星探査計画について:https://www.mmx.jaxa.jp/
< 変更の範囲 :機構が定める業務の範囲 >