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【宇宙航空プロジェクト研究員】地球外物質分析用赤外ハイパースペクトル顕微鏡の開発

研究内容

地球外物質(帰還試料および隕石・宇宙塵)の分析用のハイパースペクトル顕微鏡の開発を行う。現在、「はやぶさ2」によるC型小惑星リュウグウ帰還試料の初期記載ではフランス製マイクロオメガによる記載が精力的に実施されており効果を発揮しているが、波長域が1~3。6µmと限られているため限界がある。波長域を~5µm程度まで延長することで分析精度を拡げることを開発目標とする。「はやぶさ2」帰還試料に加え、MoU締結しているOSIRIS-RExによるB型小惑星ベンヌからの試料(2024年取得予定)までの完成と実測を目指して進める。また、その技術は2029年帰還予定のMMXによるD型同様のスペクトルをもつ火星衛星からの試料の分析に使用する。

 

勤務形態

宇宙航空プロジェクト研究員(任期制)

応募者に求める能力・資質・経験

博士の学位または同等の資質を有すること。特に物理学、 化学、 地球物理学、

天文学、 岩石学、 鉱物学、応用物理学、等の経験を有することを推奨する。

 

 

「プロジェクト貢献」への業務従事割合

50%

着任後の研究環境

キュレーション設備には、SEM-EDS、TEM、EPMA、などの分析装置があり、かつ試料の熱物性を計測する熱赤外顕微鏡の開発も並行してい進めている。

 

受入責任者/研究指導者

受入責任者 宇宙科学研究所 地球外物質研究グループ長 教授 臼井寛裕

研究指導者 宇宙科学研究所 地球外物質研究グループ 准教授 岡田達明

勤務地

相模原キャンパス

配属予定部署

宇宙科学研究所 地球外物質研究グループ

任期

3年

 

・  年度毎の雇用契約を締結します。

・  雇用期間については、各年度末に業績評価を行った上で、当初採用日から通算して原則3年まで延長されます。(但し、育休等の期間分延長可。上限10年)

応募締め切り

2021年12月10日(金)17:00(日本時間)

 

※申込期限必須の為、お時間に余裕をもってエントリーください。

※毎月第3木曜日のAM1:00~5:00の間、各募集職務のページ定期メンテナンスの為、お申し込みページをご利用いただけません。ご迷惑をお掛けしますが、上記時間を避けてのお申し込みをお願いいたします。

応募書類

宇宙科学研究所・宇宙航空プロジェクト研究員採用TOPページに記載がございますので、ご確認の上エントリーをお願いいたします。


「様式2 研究指導者もしくはこれに代わる者の推薦書」につきましては、下記のいずれか必須となります。
●応募フォームへの添付
●推薦者が'isas-hrtask*ml.jaxa.jp(*を@に変えて送信ください)宛にPDFを直接メール送付

今後の選考日程(予定)

・書類選考結果通知:2021年12月末を予定
・面接選考(ウェブオンライン面接):2022年1月中旬予定

 

※上記日程は変更となる場合がございます。

問い合わせ先

※件名に【宇宙航空プロジェクト研究員採用】を入れてください。

 

■募集研究テーマに関するお問合わせ

 ※本募集研究テーマ以外のお問い合わせはお控えください。

 宇宙科学研究所 地球外物質研究グループ長 教授 臼井寛裕 usui.tomohiro*jaxa.jp

 

■採用全般に関するお問合わせ

 人事部人事課 採用担当 jaxacareer*jaxa.jp

 

上記*を@に変えて送信ください。

受付終了