業務内容
宇宙関連産業が国内外で急速に拡大しつつある今、宇宙開発の中核的機関である機構においても、世界最先端の研究開発成果を社会につなげ、貢献していくために、知的財産活動の重要性はますます高まっています。
機構では2020年に「知的財産ポリシー」を制定し、技術成果の活用に向けた基本的な考え方を示し、これに基づく知的財産活動を推進しています。
知的財産課は、機構における知的財産の総括組織として、知的財産ポリシーに基づき、有人宇宙活動や宇宙探査、ロケット、衛星、宇宙科学研究や航空機、基盤研究など、機構の様々な研究開発から得られた成果を幅広く取り扱い、研究者・技術者と連携し、特許や著作物、ノウハウ等の知的財産として識別し、必要な権利保護を図っています。また、知的財産のライセンスや協働活動など、企業や大学・研究機関等との連携を通じた、研究開発成果の社会実装にも取り組んでいます。
知的財産課で機構の以下の業務に従事する人材を公募いたします。
① 知的財産にかかる機構全体の方針・ルールの策定
② 知的財産の識別及び特許等による権利化及び関連する機構内外の調整
③ 知的財産活用(ライセンス等)に関する機構内外の調整
④ 知的財産にかかる人材育成
⑤ 共同研究、協定など各種契約における知的財産条項のレビュー、機構内外の調整に関すること
⑥ 機構内の各種事業における知的財産に係る制度設計支援、相談対応
これらの業務を通じ、知的財産に関する専門能力や、宇宙航空分野における研究開発事業やプロジェクトなど機構の事業全体に関する知識・経験を積み重ねていただき、将来的には、事業部門等での事業推進や法務などの業務経験も重ねたうえで、知的財産に関する専門性をバックグラウンドとした、組織のマネジメントの中枢を担う人材となっていただくことを期待します。
参考:JAXA知的財産ポリシー
https://www.jaxa.jp/about/ip_policy/index_j.html
< 変更の範囲 :機構が定める業務の範囲 >