業務内容
※再公募を開始しました(2025年1月7日)
※求人名及び業務内容の一部を変更しました。「人工衛星」→「宇宙機システム」(2025年4月30日)
人工衛星等の宇宙機システムで使用する電子部品等には、宇宙用電子部品等に加えて、自動車用などの民生用電子部品等を使用することが増えています。しかし、宇宙空間での使用を前提としていない民生用電子部品等は、放射線や熱環境など宇宙環境に対する耐性が十分に備わっていない場合があるため、適切な評価を行って宇宙空間での使用に耐えうるかどうか評価する必要があります。
また、宇宙環境での耐性評価ができた民生用電子部品等について、宇宙機システム開発者が入手できるようにすることが必要になります。民生用電子部品等の製造業者と宇宙機システム開発者を含めた幅広い連携を行うことによってサプライチェーンを構築に向けた関係者間の調整を行い、発展させることが必要になります。
【主な業務内容】
・民生用電子部品等の耐放射線性評価技術の開発
・民生用電子部品等の信頼性、品質欠陥等の評価技術の開発
・民生用電子部品等の効果的・効率的なサプライチェーン構築の検討
・民生用電子部品等のサプライチェーン構築のための部品メーカ、宇宙機システムメーカなど関係者との調整
電気・電子・応用物理等の観点から電子部品の耐環境性を評価できる技術力を備え、また、機構内に限らず機構外関係者(部品メーカ、人工衛星メーカ)とも円滑なコミュニケーションを行える人材を求めています。
民生用電子部品等は微細化の進展、新規技術・材料の採用など日進月歩で進化しており、この業務で得られる知識・経験はJAXAのみならず広く宇宙業界で必要とされるものになります。
< 変更の範囲 :機構が定める業務の範囲 >