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【プロジェクト研究員】外惑星周辺磁場環境のデータ解析による研究とJUICEプロジェクト検討

研究内容

Cassini や Juno などの探査機で成された最先端の観測により、木星や土星などの外惑星圏の研究が国際的に活発に行われている。また、欧州各国をはじめ日本や米国の研究者が参加し、ESA(欧州宇宙機関) が主導する木星氷衛星探査計画JUICEが推進されている。

木星が形成する磁気圏や、ガニメデの持つ固有磁場、ガニメデ、カリスト、エウロパ等の木星の衛星に誘起される誘導磁場を測定して、木星磁気圏プラズマ、ガニメデの内部ダイナモ、氷衛星の地下海洋の研究を行うことを目的として、JUICEには磁力計(J-MAG)が搭載される。

本研究では、これまでの外惑星探査ミッションで取得された磁場及び磁場に関連の深いデータを用い、独創的な発想に基づいた研究を行う。更に、研究で得た知見をもとに、JUICEによる磁場観測計画に参加し、日本の担当である軌道上高精度較正の方法の検討に貢献し、科学観測プランの提案を行う。

求める能力、資質、経験

地球または惑星周辺における自然現象としての磁場の計測あるいはデータ解析の経験を有すること。

研究環境

データ解析研究や較正方法検討に必要な計算機環境が供される。また、これまでの外惑星探査ミッションで得られたデータにアクセスできる環境が得られる。

JUICE計画に参加することにより、国際的に広い木星研究者との交流をはかることが可能である。

 

研究指導者

宇宙科学研究所 太陽系科学研究系 准助教 松岡彩子

勤務地

相模原キャンパス

配属予定部署

宇宙科学研究所 太陽系科学研究系

応募締切

2018年12月20日(木)17:00

今後の選考日程(予定)

・書類選考結果通知:2018年12月26日(水)~27日(木)

・面接選考:    2019年1月7日(月)

・選考結果通知:  2019年1日8日(火)以降

 

※上記日程は変更となる場合がございます。

問合先

■募集研究テーマに関するお問合わせ

 宇宙科学研究所 太陽系科学研究系 准助教 松岡彩子 matsuoka.ayako*jaxa.jp

 

■採用全般に関するお問合わせ

 人事部人事課 採用担当 jaxacareer*jaxa.jp

 

上記*を@に変えて送信ください。

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