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【プロジェクト研究員】X線天文衛星XRISMの開発と科学成果創出活動の推進

勤務地
相模原キャンパス

研究内容

本研究系は、2022年度打ち上げ予定のX線分光撮像衛星(XRISM)の開発を進めている。XRISMは、精密X線分光および広視野観測をそれぞれ得意とする2種類の検出器(Resolve, Xtend)を搭載し、X線天文学の新たな地平を拓くミッションである。本研究テーマでは、これらの検出器やX線望遠鏡(XMA)の試験・較正を推進し、科学成果創出をリードする人材を求める。また、Resolveの観測データを解釈する上で必須となる原子データ・コードの整備を目的とした地上プラズマ実験を牽引する人材も合わせて求める。これらの研究を通して、将来のX線天文ミッションをリードできる人材を養成することを目指す。
なお今回は、XRISMプロジェクトのうち科学運用活動に携わる研究員ついては、独立した別の研究テーマにて公募を行うため、これに関連する活動は本テーマに含まない。

求める能力、資質、経験

以下のうち、いずれかの経験があることが望ましい。
(1) 衛星搭載観測装置の開発あるいは運用に取り組んだ経験
(2) 物理実験分野のうち本研究に関連する分野での実験研究の経験
(3) 衛星を用いた天体観測研究の経験

日本語を母国語としない場合における言語制約の有無

英語または日本語でのコミュニケーションが可能であること。 

研究環境

本研究では、宇宙科学研究所・宇宙物理学研究系に在籍する教授・准教授が指導に当たる。開発並びに研究はISASを拠点に進めていただくが、状況に応じて海外の研究機関に出張することも想定している。必要となる設備や実験装置は研究系が手配する。また本人の希望に応じて、X線天文衛星等を用いた観測研究の指導も提供できる。

任期終了時に獲得できると期待される能力や資質、経験

本研究テーマの遂行によって、X線マイクロカロリメータとX線望遠鏡は、これからの大型X線天文衛星の主力装置と想定されている。その較正によって得られる知見・技術は、将来計画を進める重要なスキルとなる。また、地上プラズマ実験による原子・プラズマに関する先端の知見と、データベースを生成・管理するスキルは、今後のX線観測データの解釈の質を左右する貴重なものである。

研究指導者

宇宙科学研究所宇宙物理学研究系 教授 石田学  特任教授・田代信  准教授 辻本匡弘 山口弘悦

勤務地

相模原キャンパス

配属予定部署

宇宙科学研究所宇宙物理学研究系

応募締め切り

 2020年11月23日(月)17:00(日本時間)

 

※申込期限必須の為、お時間に余裕をもってエントリーください。

※毎月第3木曜日のAM1:00~5:00の間、各募集職務のページ定期メンテナンスの為、お申し込みページをご利用いただけません。ご迷惑をお掛けしますが、上記時間を避けてのお申し込みをお願いいたします。

応募書類

任期付プロジェクト研究員採用TOPページに記載がございますので、ご確認の上エントリーをお願いいたします。


「様式4 研究指導者もしくはこれに代わる者の推薦書」につきましては、下記のいずれか必須となります。
●応募フォームへの添付
●推薦者がjaxacareer*jaxa.jp(*を@に変えて送信ください)宛に直接メールを送付

今後の選考日程(予定)

・書類選考:2020年11月下旬予定
・面接選考:2020年12月中旬予定

 

※上記日程は変更となる場合がございます。

問合先

■募集研究テーマに関するお問合わせ

 宇宙科学研究所宇宙物理学研究系 田代信 tashiro.makoto2*jaxa.jp

 

■採用全般に関するお問合わせ

 人事部人事課 採用担当 jaxacareer*jaxa.jp

 

上記*を@に変えて送信ください。

受付終了