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【宇宙航空プロジェクト研究員】銀河中心考古学とハビタブル系外惑星探査(赤外線位置天文衛星JASMINE)にむけた開発研究

研究内容

赤外線位置天文観測衛星JASMINEでは銀河中心領域での位置天文観測による銀河考古学と生命居住可能領域にある系外惑星探査を目的としている。JASMINEで得ようとしているデータは大規模な測光画像セットである。JASMINEではこのビッグデータから恒星の精密な位置測定および微小な系外惑星トランジットシグナルの検出を行う。本募集で求める研究者は、装置及び天体の双方の性質を深く理解し、これらに由来する様々な系統誤差を除去していくアルゴリズム開発およびそのためのシミュレーションや観測戦略、装置仕様へのフィードバックの研究を行うことを求められる。このようにデータサイエンスに直結したスペースミッションに関わることで、次世代の宇宙データ天文学を切り拓く経験を積むことを期待する。また、JASMINEを用いた研究で既に検討されているものに加え、独創的なアイデア・技術の提案に基づく新たな研究も歓迎する。

勤務形態

宇宙航空プロジェクト研究員(任期制)

応募者に求める能力・資質・経験

ベイズ統計・推定問題の基本的素養を持つこと。
また以下に挙げるもののうち、いずれかもしくは複数の経験があることが望ましい
1 天体測光画像ビッグデータの解析経験
2 Gaiaなどの位置天文データもしくはKepler/TESSなどの宇宙精密測光データを用いた研究経験

「プロジェクト貢献」への業務従事割合

50%

研究環境(研究に使用できる施設整備、研究をサポートする人的環境)

JASMINEは宇宙科学研究所と国立天文台、さらに国内外の大学の研究者が加わって進めており、データサイエンスのみならず幅広い天文学についての共同研究が可能である。本研究においては基本的に宇宙科学研究所の研究者と連携して研究・開発を進める。また、開発環境として、GPU NVIDIA/A100をそれぞれ一機(GPUメモリ=40GB, 80GB)搭載した計算機サーバー2台、またA6000, V100を搭載したワークステーション、GPU搭載ラップトップを利用可能である。

受入責任者/研究指導者

受入責任者 宇宙科学研究所宇宙物理学研究系 准教授 片坐宏一

研究指導者 宇宙科学研究所宇宙物理学研究系 准教授 片坐宏一

             宇宙物理学研究系 准教授 河原創

             宇宙物理学研究系 助教 磯部直樹

             宇宙物理学研究系 助教 和田武彦

勤務地

相模原キャンパス

配属予定部署

宇宙科学研究所宇宙物理学研究系

任期

3年

・年度毎の雇用契約を締結します。

・雇用期間については、各年度末に業績評価を行った上で、当初採用日から通算して原則3年まで延長されます。(但し、育休等の期間分延長可。上限10年)

応募締め切り

2022年8月31日(水)17:00(日本時間)

 

※申込期限必須の為、お時間に余裕をもってエントリーください。

※毎月第3木曜日のAM1:00~5:00の間、各募集職務のページ定期メンテナンスの為、お申し込みページをご利用いただけません。ご迷惑をお掛けしますが、上記時間を避けてのお申し込みをお願いいたします。

応募書類

宇宙科学研究所・宇宙航空プロジェクト研究員採用TOPページに記載がございますので、ご確認の上エントリーをお願いいたします。


「様式2 研究指導者もしくはこれに代わる者の推薦書」につきましては、下記のいずれか必須となります。
●応募フォームへの添付
●推薦者が'isas-hrtask*ml.jaxa.jp(*を@に変えて送信ください)宛にPDFを直接メール送付

今後の選考日程(予定)

・書類選考結果通知:2022年9月26日頃を予定
・面接選考(ウェブオンライン面接):2022年10月上旬予定

※当日は、研究計画、将来のキャリアビジョンについて、10分間のプレゼンテーションを行っていただきます。
 書類選考通過者は、面接日までに上記プレゼンテーション資料(PDF)を送付いただきます。
※上記日程は変更となる場合がございます。

問い合わせ先

※件名に【宇宙航空プロジェクト研究員採用】を入れてください。

 

■募集研究テーマに関するお問合わせ

 ※本募集研究テーマ以外のお問い合わせはお控えください。

 宇宙科学研究所宇宙物理学研究系 片坐宏一 kataza*ir.isas.jaxa.jp

 

■採用全般に関するお問合わせ

 人事部人事課 採用担当 jaxacareer*jaxa.jp

 

上記*を@に変えて送信ください。

受付終了