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【プロジェクト研究員】国際計画・将来計画のための宇宙物理学ミッション創出活動

勤務地
相模原キャンパス

研究内容

【自己の研究】
宇宙物理学の分野で将来計画ミッションコンセプトや革新的な観測装置の開発に関連する基礎研究や、ミッション立ち上げのための活動を行なう。すでに概念検討が進められている計画に加え、独創的なアイデア・技術の提案に基づく新たな研究も歓迎する。

【JAXAのプロジェクト】
国際協力を含むJAXA が進める将来ミッションの科学面あるいは技術面での核となる研究、 または、それに繋がる意義の高い萌芽的研究を行う。本研究系では、ヨーロッパが主導するAthena計画や、NASAが主導する2030年代の大型計画など、今後想定される国際ミッション計画への参加にむけた検討・開発研究に加え、ミッション横断的に応用可能な、低雑音検出器の開発、極低温冷却システムの開発もすすめている。本テーマの業務には、個々の技術開発のみならず,国際協力という場で実際に動いているミッションに関わることも含まれる。

 

求める能力、資質、経験

以下のうち、いずれかの経験を持つことが望ましい。
(1) 衛星搭載観測装置または地上からの天体観測装置の開発に取り組んだ経験
(2) 科学衛星を用いた天文学・宇宙物理学研究に取り組んだ経験
(3) 科学衛星の運用またはデータ解析ソフトウェア開発の経験

 

日本語を母国語としない場合における言語制約の有無

英文科学論文の執筆・読解や英語での研究発表が可能な大学院博士課程修了レベルの英語力必須。ただし、社内外における文書および会議は日本語となるため、関連する業務は制約がある。日本語を母国語としない研究員に対しては、英語での対応が可能な業務に多くのエフォートを割り当てるなど最大限の配慮を行う。

研究環境

本研究では、宇宙科学研究所・宇宙物理学研究系に在籍する教授・准教授が指導に当たる。研究を進めようとする分野に最も関連が深い教授または准教授が指導に当たるので、応募に際しては事前に当研究系の研究内容を良く参照していただきたい。本研究系には、宇宙科学基礎研究を推進するための基本的な設備・実験装置がそなわっている。すでに概念検討が組織的に進められている計画(WGや宇宙科学研究所内チームとして検討が行われている計画)に携わる場合には、その設備・実験装置などを用いることが想定される。

任期終了時に獲得できると期待される能力や資質、経験

天文観測研究や独創力のある基礎開発学術研究のエフォートを50%以上確保することで研究者としての成果創出・発展を得つつ、宇宙研ですすめる、あるいは関連する、宇宙科学分野の国際計画や将来計画への取り組みに必要な、視野、理解、経験を獲得し、任期終了時にはこれを活かして、宇宙研や大学などにおいて実際の計画へのより主体的な参加をしてゆくことや、あるいは、大学などにおいて、宇宙科学の基礎研究を支える人材への発展が期待できる。

研究指導者

宇宙科学研究所宇宙物理学研究系 教授     石田学  海老沢研  関本裕太郎  堂谷忠靖  中川貴雄  松原英雄  山崎典子  山田亨

宇宙科学研究所宇宙物理学研究系 准教授  片坐宏一  紀伊恒男  北村良実  国分紀秀  鈴木仁研  村田泰宏  山口弘悦  山村一誠

勤務地

相模原キャンパス

配属予定部署

宇宙科学研究所宇宙物理学研究系

応募締め切り

 2020年11月23日(月)17:00(日本時間)

 

※申込期限必須の為、お時間に余裕をもってエントリーください。

※毎月第3木曜日のAM1:00~5:00の間、各募集職務のページ定期メンテナンスの為、お申し込みページをご利用いただけません。ご迷惑をお掛けしますが、上記時間を避けてのお申し込みをお願いいたします。

応募書類

任期付プロジェクト研究員採用TOPページに記載がございますので、ご確認の上エントリーをお願いいたします。


「様式4 研究指導者もしくはこれに代わる者の推薦書」につきましては、下記のいずれか必須となります。
●応募フォームへの添付
●推薦者がjaxacareer*jaxa.jp(*を@に変えて送信ください)宛に直接メールを送付

今後の選考日程(予定)

・書類選考:2020年11月下旬予定
・面接選考:2020年12月中旬予定

 

※上記日程は変更となる場合がございます。

問合先

■募集研究テーマに関するお問合わせ

 宇宙科学研究所宇宙物理学研究系 山田亨 yamada.toru*jaxa.jp

 

■採用全般に関するお問合わせ

 人事部人事課 採用担当 jaxacareer*jaxa.jp

 

上記*を@に変えて送信ください。

受付終了