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【キャリア採用】月極域探査機(LUPEX)の開発・運用業務

業務内容

 人類の持続的な月面活動には欠かせない資源の現地調達。月極域探査機(LUPEX)は月の水資源の利用可能性を調査する、インド等との国際協力ミッション(※)です。またこのミッションでは、将来の月面活動に必要な「移動」「越夜」「掘削採取」等の重力天体表面探査に関する技術の獲得も目指しています。

 

 本公募では、主に、日本が担当するLUPEX探査車(ローバ―)開発に関する以下の業務に従事する方を募集します。

●ローバー開発と運用準備(運用計画立案、訓練等)・運用

●ローバー(日本)と、搭載観測機器(複数の宇宙機関が担当)および着陸機(インド)とのインテグレーション(インターフェース調整、組み合わせ試験、搭載組立など)

●国際調整やステークホルダ(政府関係、研究者等)との調整

●本探査機開発の実務経験を活かした次期探査ミッション検討

 

 システムズエンジニアリング的な素養と幅広い技術的知識を活かし、仲間を増やし、関係ステークホルダと円滑に調整することで大規模システムの開発を推進できる人材を求めています。

 

 国際調整やステークホルダとの調整を含むLUPEXの開発、運用計画立案、実運用に従事しつつ、ここで獲得した技術や経験を有人与圧ローバー開発に反映できる中核的人材として活躍して頂くことも期待します。

 

(※)LUPEXのHPのURL

https://www.exploration.jaxa.jp/program/lunarpolar/

 

< 変更の範囲 :機構が定める業務の範囲 >

求める能力・経験

【必須能力・経験】※宇宙分野の業務経験は問いません。

(1)大規模システムの開発または運用に関わる理工学的知識(大学理工学系学科卒業程度)と実務経験(3年以上。大学院在籍期間は含まない)を有すること。

(2)システムズエンジニアリング的な素養と幅広い技術的知識・理解力を有すること。

 

【歓迎能力・経験】

(1)プロジェクトにおけるマネージメント実務経験(3年以上。大学院在籍期間は含まない)、海外機関・企業との調整実績を有することが望ましい。

(2)月の理工学に精通(関連する学会発表実績あり)し、将来の月探査ミッションの企画立案へも理工学的見地から意見できる人材が望ましい。

求める資格

英語力を有する(TOEIC 760点以上)ことが望ましい。

採用後の当初勤務地

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構

筑波宇宙センター

 

< 変更の範囲:人事異動、組織改編等により業務の実施場所が変わる場合に機構が定める場所、機構規則に基づきテレワークを行う場合はその場所 >

採用後の当初配属予定部署

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構

有人宇宙技術部門 月極域探査機(LUPEX)プロジェクトチーム

採用予定人数

1名

申込時に必要となる提出書類

※各20MBまで

(1)顔写真(3ヶ月以内に撮影した上半身の写真)【必須】

(2)職務経歴書(様式不問)【必須】PDF

   ※求める能力・経験が分かるよう記載ください。

(3)求める能力・経験に関するスキル・実績等に対する自己PR(様式不問)【必須】PDF

(4)英語力を示す資料(英検の証明書、TOEICスコア、英語の論文等)【任意】PDF

問合先

※メールの件名に【キャリア採用】と入れてください。

※本求人へのお問い合わせ以外はお控えください。

※ご応募後のお問い合わせにつきましては、応募氏名及び申し込みIDを記載ください。

 

■本募集職務に関するお問合わせ

 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構

 有人宇宙技術部門 月極域探査機(LUPEX)プロジェクトチーム(担当:麻生 )asoh.dai*jaxa.jp

 

■採用全般に関するお問合わせ

 人事部人事課 キャリア採用担当 jaxacareer*jaxa.jp

 

上記*を@に変えて送信ください