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【キャリア採用】航空機の安全運航に寄与する気象影響防御技術の研究開発およびその飛行実証、並びに技術の実用化に向けた国内外関係機関との連携業務

業務内容

 旅客機の事故原因として最も顕著なのは乱気流であり、乱気流事故防止技術の実用化は喫緊の課題です。乱気流事故を防止する技術としては、ドップラーライダーが有望で、航空機搭載用としてはJAXAが世界トップレベルの技術実証を行い、航空分野のみならず宇宙分野でも注目されています。今後も航空部門では、特に重要な課題として研究開発を進めていく予定です。

本公募では、研究開発する装置について、社会実装を念頭に置きながら、専門性を活かして組織や国の研究戦略に基づき以下の研究開発業務を主体的に実施していただくとともに、JAXA内外のメンバーの取りまとめ役として研究開発を先導していただく方を募集します。

 

・乱気流事故防止に効果があると考えられる航空機搭載用ドップラーライダーの試作および飛行実証

・関連するメーカーとの技術調整、飛行実証の計画策定と飛行実証に関わるJAXA内調整

・乱気流を観測するライダーの派生技術として、対気速度計測、火山灰・氷晶等観測に関する研究開発

・上記の研究開発に関する、国内外研究発表、論文執筆、発明創出等

・上記の装置を航空機搭載用として実用化する際に必要な国際標準化に向けた活動

 

 ドップラーライダーに関する専門性を生かして、研究開発の企画提案、とりまとめを主体的に実行できる人材を求めています。

将来的には、研究開発の実施とマネジメントに加え、国際基準策定という国際的な枠組みの中での活動にも参加しながらキャリアアップを図り、JAXA内のみならず世界の航空機や衛星搭載用ライダーの業界をリードして行く人材となることを期待しております。

 

< 変更の範囲 :機構が定める業務の範囲 >

求める能力・経験

【必須能力・経験】

(1)光学機器または電子機器の研究開発に関する5年以上の実務経験を有すること。

(2)国際会議、国際委員会で議論可能な英語能力を有すること。

 

【歓迎能力・経験】

(1)航空機または宇宙機に搭載する機器の開発経験を有することが望ましい。

(2)学会や有識者委員会など、アカデミック活動の経験を有することが望ましい。

求める資格

特になし

採用後の当初勤務地

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構

調布航空宇宙センター 飛行場分室

 

< 変更の範囲:人事異動、組織改編等により業務の実施場所が変わる場合に機構が定める場所、機構規則に基づきテレワークを行う場合はその場所 >

採用後の当初配属予定部署

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構

航空技術部門 航空安全イノベーションハブ

採用予定人数

1名

申込時に必要となる提出書類

※各20MBまで

(1)顔写真(3ヶ月以内に撮影した上半身の写真)【必須】

(2)職務経歴書(様式不問)【必須】PDF

(3)代表的な主著論文リスト(最大3編)【任意】PDF

   ※(3)は複数ある場合はすべてPDF結合し添付ください

問合先

※メールの件名に【キャリア採用】と入れてください。

※本求人へのお問い合わせ以外はお控えください。

※ご応募後のお問い合わせにつきましては、応募氏名及び申し込みIDを記載ください。

 

■本募集職務に関するお問合わせ

 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構

 航空技術(部門)(担当:井之口) inokuchi.hamaki*jaxa.jp

 

 

■採用全般に関するお問合わせ

 人事部人事課 キャリア採用担当 jaxacareer*jaxa.jp

 

上記*を@に変えて送信ください