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【プロジェクト研究員】GEOTAIL衛星とMMS衛星を活用した宇宙プラズマ研究

研究内容

【自己の研究】

Geotail衛星は、9×30 Re の赤道面軌道というユニークな観測軌道を持つことで、国際的な地球周辺の宇宙空間における多衛星観測網の中で重要な役割を果たしている。2015年3月12日のMMS衛星の打ち上げ以降、Geotail とMMSは共同観測を進めており、地球磁気圏昼間側における共同観測で成果をあげつつある。現在、MMSは磁気圏尾部に重点を置いた観測フェーズにあるが、GeotailとMMSの共同観測で得られたデータを解析することでGeotail、MMS単独のデータだけでは得ることのできない宇宙プラズマにかかわる観測成果をあげることが本研究の内容である。

 

【JAXAのプロジェクト】

SPEDASを用いたGeotail, MMSデータ解析のためのソフトウェアを整備して、Geotail, MMSのデータ解析を行う研究者の支援を行うこと。

求める能力、資質、経験

(1)衛星で取得した磁気圏プラズマのデータを解析する能力を有すること。

(2)MMSデータの標準解析ツールであるSPEDASの使用経験を有することが望ましい。

(3)米国のMMSチームとのコミュニケーションが取れるよう、実務上支障のない英語能力を有することが望ましい。

研究環境

・ISAS太陽系科学研究系宇宙プラズマグループの教官を含む、GEOTAILプロジェクトメンバーであるJAXAおよび外部の大学等の研究者が指導する。

・Geotail衛星が観測した全データと、日本が開発を担当した、低エネルギーイオンの観測装置と米国で開発された低エネルギー電子の観測装置で得られた全データを含むMMS衛星のデータを使用することができる他、データを解析するための計算機環境を利用することができる。

 

研究指導者

宇宙科学研究所 太陽系科学研究系 教授 齋藤義文

勤務地

相模原キャンパス

配属予定部署

宇宙科学研究所 太陽系科学研究系

応募締切

 2018年12月20日(木)17:00

今後の選考日程(予定)

・書類選考結果通知:2018年12月26日(水)~27日(木)

・面接選考:    2019年1月7日(月)

・選考結果通知:  2019年1日8日(火)以降

 

 ※上記日程は変更となる場合がございます。

問合先

■募集研究テーマに関するお問合わせ

 宇宙科学研究所 太陽系科学研究系 教授 齋藤義文 saito.yoshifumi*jaxa.jp

 

■採用全般に関するお問合わせ

 人事部人事課 採用担当 jaxacareer*jaxa.jp

 

上記*を@に変えて送信ください。

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