業務内容
※本職務については、応募締め切りが設定されましたのでご注意ください。
2024年12月18日(水)23:59(JST)
DESTINY+は、ふたご座流星群の母天体であるフェートンを観測するワンチャンスの高速フライバイミッション(相対速度36km/s程度)です。フェートンとのすれ違いざまに超望遠カメラ/マルチバンドカメラにて詳細情報を得る挑戦的なミッションとなっています。そのため、軌道決定をもとに光学的に対象天体を追尾する制御技術、探査機姿勢制御技術が成功のキー技術となります。特に駆動鏡(超望遠カメラの機能)による対象天体の追尾アルゴリズムや探査機姿勢制御と連携した観測検討は、地上検証では検証しきれない部分もあり打上後フライバイまでオンボード検証を続けていくことが重要な業務となります。
本求人では、上記のキー技術を駆使する以下の業務に従事していただきます。
・観測機器担当者とともにミッション運用も考慮した制御系の開発/検証計画のとりまとめ
・探査機姿勢系の動作検証計画の確認作業やミッション機器運用への影響評価
・制御系を中心にミッション機器運用計画全般のとりまとめ
・射場作業や打上げに向けたミッションインターフェース調整に係る業務
・軌道上での較正運用手順や観測計画のとりまとめ
・プロジェクト全体のスケジュールを把握した上での試験計画立案
いずれのJAXAミッションにおいても制御系の人材は必須であり、DESTINY+で培った経験・知識をもとに、将来的に衛星やミッション機器の精密制御系開発や衛星システム開発、更にはプロジェクト全体をけん引していく人材として活躍いただくことを期待します。
深宇宙探査技術実証機(DESTINY+)の概要
https://www.jaxa.jp/projects/sas/destiny/index_j.html
< 変更の範囲 :機構が定める業務の範囲 >