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【キャリア採用】航空機開発に係る外部連携用ITインフラ構築及び技術実証に関する業務

業務内容

 極めて複雑なシステムとなっている近年の航空機(部品点数は自動車の約100倍)の開発においては、設計変更等による手戻りや認証試験の複雑化により、開発スケジュールやコストを増大させることが大きな問題となっている。これらの課題の解決手段として、モデルベースシステムズエンジニアリング(MBSE: Model-Based Systems Engineering)、認証試験の解析による代替(CbA:Certification by Analysis)、Digital Thread(開発の上流から下流までデータをつなげる仕組み)等のデジタル技術の活用が注目されている。JAXA航空技術部門では、これらの世界的な潮流を踏まえ、事業者との連携のもと、設計や認証のプロセスを含む航空機のライフサイクル全体をデジタルでつなぐDX(デジタル・トランスフォーメーション)技術の実現を目指して研究開発を進めています。JAXAは、航空機ライフサイクルDX (CHAIN-X)コンソーシアムの代表としてDXを推進するとともに、経済安全保障重要技術育成プログラムの代表機関として、航空機設計や認証のDX、ITインフラの構築を進めています。

 

 本公募では、最新のデジタル技術を活用して高度なセキュリティを確保しつつ、外部連携可能なプロジェクトネットワークを構築するとともに、ITインフラであるDXプラットフォームを開発する人材を募集します。具体的には以下の業務に従事していただくことを想定しています。

 

・JAXA外部機関と連携可能なプロジェクトネットワークの検討・設計・構築・運用を行う。

・欧州のデータ連携プロジェクト(GAIA-X、Catena-X等)を参考に、データ連携技術の航空機産業への適用可能性を検討し、技術実証を行う。

 

 また、研究開発の実施とマネジメントに加え,国際的な活動にも参加しながらキャリアアップを図り,将来的には当該プロジェクトだけでなく、機構全体のIT技術をリードできる人材となることを期待しています。

 

< 変更の範囲 :機構が定める業務の範囲 >

求める能力・経験

【必須能力・経験】

(1)情報セキュリティに関する知見を有すること

(2)情報システム/ネットワークの開発・運用経験を有すること

※航空宇宙分野の知見は問わない

 

【歓迎能力・経験】

(1)データ連携に関する知見や経験があることが望ましい

(2)クラウドでの実装経験があることが望ましい

求める資格

工学部等の学士以上の学位を有することが望ましい

採用後の当初勤務地

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構

調布航空宇宙センター

 

< 変更の範囲:人事異動、組織改編等により業務の実施場所が変わる場合に機構が定める場所、機構規則に基づきテレワークを行う場合はその場所 >

採用後の当初配属予定部署

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構

航空技術部門 航空機DX技術実証(XANADU)プリプロジェクトチーム

(併任:設備技術研究ユニット情報設備チーム)

採用予定人数

1名

申込時に必要となる提出書類

※各20MBまで

(1)顔写真(3ヶ月以内に撮影した上半身の写真)【必須】

(2)職務経歴書(様式不問)【必須】PDF

(3)代表的な主著論文(最大3編)【任意】PDF

(4)代表的な特許・実用新案(最大3件)【任意】PDF

※(3)と(4)につきましては、複数ある場合はすべてPDF結合し添付してください

問合先

※メールの件名に【キャリア採用】と入れてください。

※本求人へのお問い合わせ以外はお控えください。

※ご応募後のお問い合わせにつきましては、応募氏名及び申し込みIDを記載ください。

 

■本募集職務に関するお問合わせ

 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構

 航空技術部門 航空機DX技術実証(XANADU)プリプロジェクトチーム(橋本)

 hashimoto.atsushi*jaxa.jp

 

■採用全般に関するお問合わせ

 人事部人事課 キャリア採用担当 jaxacareer*jaxa.jp

 

上記*を@に変えて送信ください