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【プロジェクト研究員】衛星データと数値モデルの融合による地球環境研究や社会実装に関する研究

研究内容

 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)第一宇宙技術部門地球観測研究センターでは、JAXA及び国内外の衛星データから地球環境に関するデータセットを作成し、研究コミュニティや実利用機関に提供しています。これらの衛星データを、気候変動を含む地球環境研究や社会実装において更なる利用拡大を進めるため、大気環境・海洋環境・陸域水循環・雪氷環境などの分野において、それぞれのモデルや研究コミュニティと連携して、衛星データと数値モデルを融合した研究を進めています。

衛星データをモデルに融合する最先端の技術の開発や、これまでモデルでの利用が進んでいなかった衛星データと数値モデルの融合、衛星データとモデルを融合した新しいデータセット(Today's Earth、衛星海面水温やエアロゾルを同化したモデル出力等)を使った解析や防災などの社会実装に向けた研究など、取り組むべき喫緊の課題が複数あります。さらに、衛星データを活用した、長期的な気候変動への適応や、気候予測精度向上のための気候変動に関する解析も重要な課題です。これらの課題に貢献する研究を募集します。

 

<業務の変更の範囲>なし(上記の業務内容に関連する業務を超える変更がある場合、契約を改定する)

求める能力、資質、経験

【必須能力・資質・経験】

(1) 理学または工学の博士の学位を有すること。
(2) 計算機を用いた衛星データ解析や数値計算が研究手段となるので、CやFORTRAN等数値計算用プログラミング能力が高いこと。
(3) Linuxをはじめ各種OSあるいは各計算機種に対応して大量のデータの取り扱いができること。
(4) 国際的な研究開発を実施するために必要な英文論文の執筆経験があること。

研究環境

 地球観測研究センターにおいて、これまでの日本の地球観測衛星計画の経験で得られた技術の蓄積、ノウハウを持つ研究者、技術者の指導、協力を得て、当センターに蓄積された豊富な衛星データと、当センター所有の計算機、ソフトウェア、観測機材などの資源を活用できます。

また、JAXAと連携機関が共同開発・運用している数値モデルやJAXAのスーパーコンピュータ(JSS3)等も利用可能です。また当該分野の国内外の最先端の研究者との連携、研究交流を図りつつ、世界水準の成果を目指す研究開発を行います。

研究指導者

研究領域主幹 (分野による)村上 浩、可知 美佐子、久保田 拓志

勤務地

筑波宇宙センター

https://www.jaxa.jp/about/centers/tksc/

 

<変更の範囲>機構規則に基づきテレワークを行う場合はその場所、組織改編等により業務の実施場所が変わる場合に機構が定める場所

配属予定部署

第一宇宙技術部門 地球観測研究センター

https://www.eorc.jaxa.jp/

応募書類

 任期付プロジェクト研究員採用TOPページに記載がございます。

  • ご確認の上エントリーをお願いいたします。

 

「様式4 研究指導者もしくはこれに代わる者の推薦書」につきましては、下記のいずれかが必須となります。
●応募フォームへの添付
●推薦者がjaxacareer*jaxa.jp(*を@に変えて送信ください)宛に直接メールを送付

問合先

 ■本募集職務に関するお問合わせ

   第一宇宙技術部門 地球観測研究センター(担当:可知) kachi.misako*jaxa.jp

 

■採用全般に関するお問合わせ

 人事部人事課 採用担当 jaxacareer*jaxa.jp

 

*を@に変えて送信ください